2007/06/30 別名1羽のヒヨドリの気持ちという妄想


6月30日 雨が降りそうな曇り。

この間久しぶりにトレインに乗ったんだけど、めっさうるさいガキが2人居た。
今回の日記はそんなことを書きたいわけじゃない。

この間そう、あれは暑い日だった。
俺は家のベランダから外を眺めていたんだ。いわゆる黄昏って奴だ。多分。
理由はわからんがな。
そこでだな、俺の家はエサ箱があるんだ。もちろん庭にな。
で、ふとそこを見ると1羽のヒヨドリがいたんだ。
今回はそいつの気持ちを代弁しようと思う。


今日はとても暑かった。
ヒヨドリはとてもお腹が減っていた。ここ最近、狩りが上手くいかなかったのだ。
ヒヨドリは息があがっていた。
とにかくどこか、日陰で安心して休める場所を探していた。
ヒヨドリは地面を見ながら飛んだ。
お陰で木にぶつかりそうになった。
その木をよけ、下降したときヒヨドリはあるものを見つけた。
何と、そこにはエサ箱があったのだ。しかも日陰にだ。少し離れたところに水もある。

「やった、休める……」

ヒヨドリはふらふらと、そのエサ箱のところに行った。
そこにはヒヨドリ以外誰も居なかった。
あるとすれば、たくさんの植物だけだ。
「中に入ってもいいよね……?」

ヒヨドリは誰もいないのを確認すると、エサ箱の中に入り夢中でエサを食べ始めた。
エサを食べ終わると、ヒヨドリは水を飲み、そこで少し休んだ。

「ここは、何て涼しいんだろう」

ヒヨドリは感嘆の声をあげた。
ヒヨドリは上から見ている斉藤くんにも気がつかなかった。
そして、ヒヨドリは暫くして飛んで行ってしまった。


どうだ? やすらぐだろう!
次もこんなのがあったら取りえいれるぜ〜。
じゃあな!



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