出会いは公園から始まった。 小 説 家 と 少 年
売れない小説家・青葉の隣に引っ越してきた天沼家にはある問題があった。とても、重大な問題であり、少年は毎日のように小説家の家に訪れるようになる。それは自分の身を守るためか、否か。かかわりを持ちたくなかったのに、小説家はその家にかかわってしまう。小さな少年と大きな小説家の交流はある事から終わりをつげる。それは、少年が生んだ心の叫び。

タバコとクローバーの物語。
 
   
01.タバコとクローバーこれが、俺がアイツと初めて言葉を交わした時であった。
(奥美朱鳥様)
02.ホットミルク貴一の顔には、やはりいくつものアザや傷があった。
(日向銀)
03.二葉のクローバー貴一の母親、天沼さんにも貴一と同じような痣があった。
(日向銀)
04.赤いクローバーそして……血を流して倒れている貴一の姿だ。
(日向銀)
05.幸せなクローバーその後、俺はこの家族がどうなったかは知らない。
(日向銀)
モドル