夏休み。僕と宗ちゃんと。 僕 ら の 不 思 議 な 夏 休 み
明日から夏休み! なのに僕は大変なことをした。通知表を忘れちゃったんだ。だから、従兄弟の宗ちゃんとお兄ちゃんと取りに行くことにした。だけど、そこでさ。不思議なことが起こってさ。よつばくんっていう不思議な子にゲームに誘われるんだ。もちろん、僕たちゲームをする。大切な夏休みをかけて。このゲームに勝たなければ、僕の夏休みは、どうなっちゃうの!?

僕の夏の怖くて不思議な体験だよ。

 
1.学校の怪談 前編  「僕? 僕はよつば。何をしているかは、ある人からの依頼で都市伝説を調べたりとか、偽者を探したりとか。」
2.学校の怪談 後編  「久しぶりだね。あんた、一体どうしたの? それにしても、あんた。また通知表忘れたの? あんた、一年の時も忘れて取りに来たよね」
3.松田の心霊写真  「そんなに知りたいなら、ゲームをしようよ。内容は僕の正体を暴くゲーム。期限は夏休み中。もし暴けたら、戻り方を教えてあげる」
4.あさひの頼み事 前編  「その通りだよ。あたしがよつばの知り合い。あさひって呼んで。
あいつの正体を暴いた人は誰もいない。あたしだって負けたんだから」
5.あさひの頼み事 中編  「別に教えてもいいけど、あたしが知ってるのは、よつばは昔山に住んでいたってことぐらいだね。よつばが人間じゃなってことは知ってるだろ?」
6.あさひの頼み事 後編  「そうか。そうだよ。毎日神社に行くぐらいだから何か知ってるかもしれないよ? よーし! あさひさんのことを聞くついでに聞いて見よう!」
7.黒マントの怨霊  「それよりよつばくん。あの黒マントは一体何? 何か最近ずっと誰かに見られてる気がしてたけど、多分あれだと思うんだ」
8.よつばの正体  「あれまー、大正解ー。よく暴いたね。暴かれたのは初めてだよ。まぁ、所謂想いの強さだよね。とにかくやってみなよ」

  番 外 編
神さんと草太  森の麓に小さな村がある。小さな小さな村。そこには、可哀想な男の子が住んでいた。 よつばの昔話。
去年の不思議な前夜祭  善行は憂鬱な気分だった。去年、宗一郎の学校で宗一郎が体験した出来事。本編の基になった話。
モドル